劇場版ガンダム00視聴【超ネタバレあり】

2010.09.23.Thu.21:08
実は上映二日目に居てもたってもいられなくて見てきてました劇場版ガンダム00!

どう感想を書こうとしてもネタバレにしかならないんで自重してきたんですが、
今日サントラ聞いてたらもう耐えられなくなっちゃったんで、書いちゃいます。


も~~~~~~、最高でした!
とにかくストーリーが良い!

このガンダムどうなっちゃうんだろ?って言いたくなった二期のラストを
完璧に払拭する展開!
わかってはいたけど、ガンダムと名のつく作品ではやってくれないだろうと
思っていた展開と落とし所!
これが嫌な人はやっぱりダブルオーを「ガンダム」として捉えているから
だと思うんです。
まあ、商業的にはもちろん「ガンダム」なんだけど、これは
UC物とははっきり決別した別の作品なんで、そこをネチネチいうのはなんか
違う気がします。
細かい突っ込みを無視して一つ気になるのは

「19年ぶりのガンダム新作劇場版」

という宣伝ですかね。
これだと誤解する人も多いとは思います。
間違ってますよ、これは、ダブルオーの完結編なんです。

それ以上でもそれ以下でもない。
公開前に「初見の人でも安心」とかって話もあったみたいですが、それも嘘です。
なんで、宣伝方法に問題はあると思います。
しかし、ダブルオーを愛してた人にはまごうこと無き完結編だと思います。
ちょこちょこと見える商業主義の部分はいたしかたないです。ビジネスだから・・
上記の宣伝方法もそういうことなんでしょう。

自分は最高に感動し、納得し、ダブルオーという物語を見ていて良かったと思いました。
確かに突っ込みしたくなる要素はありますが、それは受け手のスタンスもあると思います。
パーツごとに見ちゃだめな作品て事です。

さて。
こっから先はネタバレ満載ですので。
隠します。


もう、なにから書いたらいいやら。

ストーリーは言わずもがな、曲も良いし、作画も良い。台詞も良いし、演出も(一部除いて)良い
戦闘アニメとしては敵の存在が物足りないのが不評派の最大理由ではないかと。
接近戦が成立しにくいですからねえ。自分もここはちょいと残念。

さて。


世界の変革に合わせ、表舞台から姿を消して活動するソレスタルビーイング。
そのためにガンダムではなく、オービットフラッグを駆る刹那。

襲来するELS。
何を求めてやってきたかまったくわからない彼らを
ホラー映画のように演出するのはちょっとやりすぎかとも思いましたが、
要は、理解不能な存在であることの強調ですよね。

やっぱり二期の最後のイノベイターとTRANS=AM BURSTの印象が強すぎるんで(万能すぎ)
、そこが役に立たなそうな印象操作もあったのかな、と。
ダブルオーライザーと刹那が出てきて簡単に解決するわけじゃないのよ、と。

パニックに陥っていく地球圏、未知の不合理な災害に対抗しようと奮起する人類。

その中でたった二人のイノベイター、デカルト=シャーマンと刹那のアプローチの違いが
結構面白かったかな。
これは二人の能力差ではなく、変革した経緯があると個人的には解釈してます。
わかりあうことの難しさを知って、欲した結果力を手に入れた刹那と、
なんだかわからないうちに便利な能力を手に入れ、あまつさえモルモットにされていたデカルト。

その差異はELSに大してのリアクションの差異の対比として描かれます。
ELSの「悲鳴」を聞く事が出来る両者の反応。
無意識に耳を傾ける刹那、拒絶し、廃絶にかかるデカルト。
ちなみにデカルト=シャーマンは人間としては結構良い奴な気がします。
ていうか、好きなキャラでしたね。

対話を試みるも、その情報量に脳に障害を起こし、昏睡状態に陥る刹那。
対話するすべの無い人類は執拗に融合してくるELSに武力で対抗するしかなく、
その圧倒的戦力差の前に、次々と散っていく。
この状況下でのハルートとサバーニャはかなり良かったです。
それよりイカスのはブレイブ!ソルブレイブ隊のかっこよさ、想像をはるかに超えてました。
さすが、一対一で唯一ガンダムを落とした男!(一期のグラハムフラッグVSスローネアインね)


絶望的な状況下の中、ようやく目覚める刹那と、始動するダブルオークアンタ
我々ロボファンが待ち望んだ燃える展開では無かったですが、
ストーリーとしては燃える展開でした。

その代わりサバーニャとハルートは更に大活躍です。
MARUTですよ!
反射と思考の融合ですよ!
しかもダブル超兵バージョンですよ!

乱れ打つぜえ!ですよ!

装備がプラモと違いますけどねw
もう今月売りの模型雑誌には設定画が出てますな。

相手がELSなんで、ぶっ放し系が多かったのがちょっともったいなかったですけど。


そしてクアンタ。二年で作り上げたツインドライブ専用GNドライブ搭載機体。
刹那のための

「対話のための機体」

クアンタ搭乗後の刹那はもう防衛のための行動しかしません。
凶悪そうなシールドビットも基本的には無敵バリアー状態です。

そしてヴェーダの端末としてクアンタに乗り込んだティエリアと刹那による、
異種との対話。
人類最後の切り札のため、あのグラハムエーカーまでが自ら死んでいきます。

「これは・・・死ではない!」

というグラハムの台詞に彼のスタンスが見えた気がします。

そして行われる「対話」
一期OPから使われ、フェルトが刹那に手渡した、刹那にとっての平和の象徴である

「花」

クアンタムバーストによる高濃度量子領域での最後の対話
それによる刹那の対話への意思があまりにも異質な存在であるELSにすら
伝わり、彼らもそのイメージを以て、人類へメッセージをその「花」に姿を変えることで
表現する。

そして、理解しあった存在ならではの救済。より高位への相互理解のためか、
量子テレポートにてELSの母星へ赴く刹那。


・・・そして50年後

そこには、ブレイクスルーを迎え、人類の4割がイノベイターとなった新世界が。
そこ世界で、余生を送るマリナの下へ現れる「来るべき対話」を終えた刹那。
かつて「戦う」ことでしか「変革」を促すことのできなかった彼が最後にマリナに送る言葉は感動です。

この前に入る200年前のイオリアとE.A.レイの会話も個人的には大好きです。
ある意味ダブルオー世界の最大の謎であるイオリアの考えをキッチリと表現してました。
このラストはイオリアが望んだ世界であり、いろんな人間に利用される存在であった
彼の純粋な思いであることがわかり、ちょっとほっとしました。


見てきた後、色んな方のブログなんかで感想とかも見て、否定的な意見もいっぱい目に
しましたが、少しでもダブルオーが好きだった人は見に行くべきです。
少々わかりづらい部分もあるかもしれないですが。

あえて言います。
痛いといわれても良いです。
ありがとうダブルオー!
TVのラストで終わりじゃなくて本当に良かった!

素直に面白かった!


DVDは絶対買います。
コメント
きのう針鼠と、物
きのう針鼠と、物語に無視したかもー。

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